人脈を広げるために必要なことと言えば、“出会う”ことですよね。
でも、出会っただけでは不十分です。
あなたが持っている名刺を一枚一枚、見てみましょう。
偶然、道で出会っても、その人と気づくことができる人はどれだけいますか?
「この人、誰だったかな?」という人がいませんか?
残念ながら、出会っただけでは、いずれ忘れられてしまうのです。
ある案内状をもらったときの話
異業種交流会で名刺交換をした方から、とある会合への案内状をいただいたときのことです。
参加してもいいかなと思う会合だったのですが、ちょっと迷ってしまいました。
なぜなら、その方と名刺交換したのは、案内をいただいた9ヶ月ほど前。
それっきり、特に接点がなかったので、正直なところ、どなたか覚えていませんでした。
名刺を掘りおこして、どこで知り合ったかはわかったのですが、顔は思い出せません。
ですので、会場で会っても、たぶんその人だとは気づかないだろうなと・・・。
(お互いにでしょうけど。)
その方からの紹介という扱いでの参加になるので、
「まったく覚えてないのもちょっとな」
と気になってしまい、行こうか行くまいか迷ってしまったというわけです。
人脈づくりは関係づくり
ここで思うのは、やはり出会ってからの関係づくりが大事だということ。
異業種交流会などで名刺交換をしても、それっきり接点がないと忘れてしまいます。
悪気はないのですが、記憶力の問題ですのでしかたがありません。
やはり、人脈を広げるには、
「出会う」
ことに加えて、
「忘れられない工夫をする」
ことが必要です。
出会った人みんなというわけにはいきませんが、
「この人とはつながっておきたい」
という人については、定期的に接点をつくる仕組みを用意しておく必要があります。
インターネットを使って接点をつくる
ただ、特に用事もないのに電話したり会ったりはできませんよね。
そこで、手軽にできるのがメールやSNSでの情報発信です。
自分の仕事に関して、役にたちそうな情報を定期的に発信すればよいのです。
その中に自分の写真がのっていると、より覚えていてもらいやすくなります。
このようにして定期的に接点をつくっておけば、いざというときに連絡しやすくなります。
ぜひ、お試しください。
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