売れないときの間違った思考法と正しい思考法

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商品やサービスが思うように売れないときに考えがちなのが、

「どうやったら売れるんだろう?」

という問いかけです。

実は、自然に頭に浮かんでくるこのフレーズが、なかなか売れるようにならない原因になっているんです。

でも、このフレーズをちょっと変えるだけで・・・売れるようになる問いかけにできてしまいます。

さて、その問いかけとは?

正しい問いかけとは・・・

「どうやったら売れるんだろう?」

に変わる問いかけとは・・・

「どうやったら買ってくれるんだろう?」

です。

同じでは?

と思うかもしれません。
でも、決定的にちがうことがあります。
それは、「誰の目線で考えるか」ということ。

「どうやったら売れる?」は売る側の目線。
「どうやったら買ってくれる?」は買う側の目線。
目線が違えば、考える中身もちがってきます。

売る側の目線で考えると、

「商品のどこが悪いんだろう?」
「説明のしかたが悪いんだろうか?」
「熱意がたりないのかな?」

という考えになりがちです。

これが買う側の目線になると、

「どうしたらお客さんは、ほしいと思うのか?」
「どうしたらお客さんは、行動しないといけないと思うのか?」

ということを考えるようになります。

この「思うのか」というところが重要でして、
つまりは、お客さんの心の動きや感情に目を向けるようになります。

人は“感情”でモノを買おうと思います。
買う“理由”ももちろん必要ですが、それは“ほしい”という感情があってのこと。
商品を買ってもらおうと思ったら、お客さんの感情を考えることが成功につながる道です。

ですので、頭を自分の商品や売り方に向けるのではなく、お客さんの心の動きや感情に向けなければいけません。

頭をそちらの方向に向けるのが、

「どうやったら買ってくれるんだろう?」

という問いかけです。

まとめ:お客さん目線を身につける

お客さん目線で考えることが大事なことは、たいていの人はわかっていると思います。

でも、実際に考えるときには、ついつい自分の商品のスペックや売り方、取り組み方に頭がいきがちです。
そのときの頭の中は、きっと

「どうやったら売れるようになるんだろう?」

と考えています。それを

「どうやったら買ってくれるんだろう?」

という考え方に変えるだけで、自然とお客さん目線で考えられるようになります。

でも、意識していないと、無意識に「どうやったら売れる?」と考えてしまうんですよね。
くり返し意識することで「お客さん目線」を身につけてください。

 

<こちらの記事もあわせてお読みください。>
『「感情」と「理屈」。セールスで重視すべきなのはどっち?』

 

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