顧客サービスで新規客は集められないって本当?

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タブレットを見せて説明する営業担当

「顧客サービスをよくしても、新規のお客さんは集まらない。」
ということが言われます。

その理由は、「顧客サービスは、商品やサービスを買って、顧客になってみないと実感できないから」というものです。
だから、「顧客サービスの効果は、リピートの促進と固定客化である」という主張です。

それはそのとおりなんですが、、、
でも、やり方によっては見込み客にもアピールし、新規のお客さんを集めることにつなげることもできるんです。

この記事では、顧客サービスを見込み客にアピールする方法について説明します。

顧客サービスを見込み客にアピールする方法

「顧客サービスをよくしても、新規のお客さんは集まらない」という話は、「見込み客には実感できないから」という理由からきています。
それならば、見込み客でも実感できるようにすればよいわけです。

もちろん、100%実感してもらうのは無理でしょう。
しかし、それに近づけることはできるはずです。
それには、言葉で説明するだけでなく、目で見たり、耳で聞けたり、体で感じたりできるようにすることです。

例をあげてみましょう。

ニュースレター

ニュースレターなどで、定期的に情報を送っているのであれば、実物を見てもらうことができます。

読者アンケートをとっていて、読んだ感想や、商品・サービスを使った感想をもらっているのであれば、それを見せるのも効果的です。
アンケートを何十枚も束にして見せれば、それだけでも顧客との親密な関係が伝わりますよね。

イベント

リフォーム業者などで、年に1回、顧客を招待して感謝祭のようなイベントを開いているところがあります。
その場合は、見込み客も招待してあげれば、まさに体で感じてもらえます。

来場した顧客がスタッフと仲良く話をしているところを見れば、信頼感も上がります。
見込み客自身もスタッフとふれ合えば、親近感も増しますよね。

時期の都合で来場してもらうのが無理でしたら、ビデオにとっておいて、それを見てもらうという手も考えられます。

メンテナンス

業種によっては、定期的にメンテナンスに入るというサービスがあります。
当然、商談のときに言葉では説明するのですが、メンテナンスの重要性はなかなか実感してもらいづらいものです。

そこで、過去にメンテナンスに入ったときに見つかった不具合を写真にとっておいて、それを見せるという方法が考えられます。
メンテナンス作業の様子を動画にとっておいて、解説の音声を加えたものを見てもらえば、より効果的です。

まとめ:顧客サービスを実感できる形にする

せっかくの顧客サービスが、見込み客に伝わらないのではもったいないですよね。
もちろん、本当のよさは顧客になってみないと実感できないというところはあります。
しかし、それに近づけることはできるはずです。

顧客サービスを用意しているのであれば、目で見てもらったり、耳で聞いてもらったり、体で感じてもらったりできないか、考えてみてください。

それが伝われば、ライバルとの差別化になり、売上アップにつながります。

 

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