仕事をはかどらせるには、集中力が大事ですよね。
いかに早く仕事モードに入って集中できるか。
それによって、一日の仕事の成果が左右されます。
でも、朝の始業時。
なかなかエンジンがかからないことってありませんか?
そんな方のために、早く仕事モードに入って集中するための秘策をお伝えします。
「キリがいいところまで」って考えていませんか?
終業時間に作業が中途半端なとき、あなたはどうしますか?
ほとんどの人は、
「キリがいいところまでやってしまおう」
って思うのではないでしょうか?
作業を完了させてしまった方が、気持ちがスッキリしますからね。
そうすると、次の日の朝は、新しい作業をスタートさせることができます。
でも実は、ここにちょっとした落とし穴があるんです。
新しい作業に入るときが、一番エネルギーが必要
重いものを、引きずって動かすことを想像してみてください。
一番エネルギーを必要とするのは、止まっている状態から動かしはじめるときですよね。
いったん動いてしまえば、少ないエネルギーでも動かし続けることができます。
実は仕事も同じ。
一番エネルギーを必要とするのは、新しい作業に取りかかるときです。
「さあ、やるぞ」
というときが、一番エネルギーを必要とするのです
でも、朝の始業時は、なかなかエネルギーが出てこなかったりするわけです。
ですので、朝から新しい作業に取りかかろうとすると、なかなかはかどらないということが起きてしまうのです。
スムーズに仕事モードに入るための秘策
それでは、スムーズに仕事モードに入るにはどうすればよいのでしょうか。
そのコツは、
前の日の帰り際に、キリがいいところまでやらないこと
です。
最後の仕上げぐらいを、わざと残しておくのです。
ちょっと後ろ髪を引かれるぐらいが、ちょうどよいです。
たとえば、書類を作成していたり、ブログの記事を書いていたりしたなら。
誤字脱字をチェックしたり、音読して文章を整えたりするぐらいの作業を残しておきます。
そうすると、前の日の続きの作業ですので、スムーズに仕事モードに入れます。
もうちょっとで完了というところまで来ていますので、ストレスも感じません。
やることが決まっていますので、早く集中できます。
そして、作業が完了すれば、朝からちょっとした達成感が生まれます。
そうすれば、次の仕事にも、よい心理状態で入ることができます。
一日のはじまりを、よい状態でスタートすることができるというわけです。
まとめ
一日の仕事の終わり、あえて少しだけ仕事を残してみてください。
そうすると次の日の朝、スムーズに仕事モードに入ることができます。
集中力も早く高まりますので、朝から仕事がはかどりますよ。