あなたの扱うすべての仕事をお客さんに伝えるべき理由

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仕事の内容を伝える

あなたのお客さんは、あなたの仕事についてどれだけ知っていますか?

自分のお客さんについて知るのが大事なことは、言うまでもありません。
ただ、それと同じく、お客さんに自分の仕事を知ってもらうことも大事なことです。

このことをあらためて感じた、こんな経験がありました。

カーディーラーのもったいない話

車検のために、カーディーラーに車を持っていったときのことです。
担当者から気になるところを聞かれたので、タイヤの状態のチェックをお願いしました。

なぜかと言うと、その前の月に、某タイヤ専門店でスタッドレスからノーマルタイヤへの履き替えをしたのですが、そのときに、

「ヒビ割れが出ているところがありますので、そろそろ買い替えた方がいいですよ。」

と言われていたからです。

そこで、そのことをディーラーの担当者に伝えたところ、

「うちでも履き替えやってますので、次はお願いしますね。」

と、ちゃっかりセールスされました。

ただ、それを聞いた私は

「あっ」

と思ったんです。

なぜかというと、「履き替えをディーラーにお願いする」という発想がぜんぜん頭になかったからです。
では逆に、某タイヤ専門店がいいという理由があったのかというとそういうわけでもありません。

「タイヤのことだから、テレビのCMでよく見る某タイヤ専門店かな。」

という、ただの思い込みだけだったんです。

もし、ディーラーでやってもらえるという発想が最初からあったなら、少なくとも値段を聞くことはしていたと思います。

ディーラーからすれば、仕事をのがしていたという、なんとももったいない話ですよね。

自分の仕事を知ってもらうことも大事

この、

「それ、うちでもやってますよ。」

というのは、実はビジネスではありがちな話です。

「お客さんがあなたから買わないのは、ただ単に、あなたが扱ってることを知らないから」

ということは結構ある話なんです。

お客さんのことを知ることは、もちろん大事です。
ただ、忘れがちになりますが、お客さんに自分の仕事について知ってもらうことも同じように大事なことです。

あなたが扱っている商品やサービスの中で、既存のお客さんに知られていないものはありませんか?
あなたが扱っていると知ってもらうだけで、売上につながるかもしれませんよ。

 

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