SNSを使って、だれでも手軽に情報を発信できるようになりました。
ビジネスにおいても、SNSが活発に使われていますよね。
一方、文章での情報発信と言えば、ブログも根強く使われています。
なぜなら、そこにはSNSにはない、ブログならではのメリットがあるからです。
ブログとSNS。
それぞれのメリットとデメリットを把握して、目的に応じて使うのが賢い方法です。
そこでこの記事では、文章での情報発信を念頭に、ブログとFacebookページのそれぞれの特徴と使い分けについてお伝えします。
(なお、この記事で取りあげるブログは、アメブロのような無料ブログではなく、自社ブログ(オウンドメディア)になります。)
ブログとFacebookページの特徴
ブログとFacebookページ、それぞれのメリットとデメリットは次のとおりです。
①ブログ
書いた記事は、ブログサイトに蓄積されていきます。
ですので、記事を書けば書くほど、専門的な情報サイトに成長していきます。
カテゴリーに分けて整理もできますので、情報をさがしている人にとっては便利なサイトになります。
ひとつの記事を読んで興味をもってもらえば、ほかの記事を読んでもらうことにもつながります。
ひとつひとつの記事が、その場かぎりの情報発信でなく、自社の資産として蓄積されることは大きなメリットです。
ただし、ブログサイトを立ち上げた時点では、誰もその存在を知りません。
知られていなければ、記事を書いても読んでもらえません。
そこで、時間をかけて検索で上位に表示されるようにしたり、お金をかけて広告をだしたりして、読者を集めることが必要です。
②Facebookページ
投稿すれば、自分をフォローしてくれている人に投稿が届きます。
さらに、フォローしている人が投稿をシェアすることによって、そのまた友達へと投稿が広がっていきます。
この拡散力がメリットです。
問題は、新しく投稿すると、古い投稿がどんどん後ろに流されてしまうことです。
ブログ記事のように検索できたり、カテゴリー分けされるわけでもありません。
そのため、投稿したときに読まれなければ、後からさがして読まれることは、まずありません。
つまり、その場かぎりの情報発信になるということです。
ブログとFacebookページの使い分け
①専門的な情報、学びになる情報
専門的な内容、学びになる内容をしっかり書く場合は、ブログが適しています。
ブログサイトに資産として蓄積しましょう。
ただし、学びになる内容であっても、軽く読んでもらうものであればFacebookページで問題ありません。
②キャンペーンなどの一過性の情報
そのときにタイムリーに見てほしい情報なら、拡散力のあるFacebookページです。
キャンペーンやイベントの宣伝などに適しています。
ブログのデメリットをSNSでおぎなう
ブログのデメリットは、読者を集めるために時間やお金が必要になることでした。
これがネックになって、ブログを敬遠してSNSを使うという向きもあります。
でも、このブログのデメリットを、拡散力にすぐれたSNSでおぎなう方法があります。
それは、ブログに記事を書いたときに、それをFacebookページやTwitterに投稿するという方法です。
これによって、ブログを基本としつつ、SNSの拡散力を使うことができます。
やり方は、いたって簡単です。
FacebookページやTwitterに、ブログ記事のURLを投稿すればOKです。
ブログのタイトルとカバー写真が表示され、ブログ記事へのリンクがはられます。
ただし、これだけでは内容がわかりにくいので、リンクをクリックしてもらいにくいです。
そこで、URLの投稿に合わせて、ブログ本文を読みたくなるような簡単な説明を書くことがポイントです。
まとめ
ブログとFacebookページには、それぞれメリットとデメリットがあります。
どんな情報を発信するかによって、使い分けましょう。
手軽にはじめられるSNSが広まったことによって、自社ブログは敬遠されがちになっています。
しかし、書いた記事が、その場かぎりでなく積み上げされていくことは、SNSにはない大きなメリットです。
Facebookページの拡散効果を使いつつ、ブログに記事を蓄積していけば、両方のメリットをうまくいかすことができます。
継続的に情報を発信していくことを考えているなら、ぜひブログにもチャレンジしてみてください。